19歳、女子大生と秋葉原降臨

19歳、女子大生が秋葉原について語る

オタクを敬遠していた真面目女子が、秋葉原のIT企業でインターンをはじめてみた。

私はゲームや漫画に興味がない。

 

最後にやったゲームといえば、小学生にまでさかのぼる。

・どうぶつのもり

桃太郎電鉄

・マリオ

この辺り。小学校6年生になるころには何もやらなくなっていた。別に親に止められたとかでなく、単に飽きたのだ。それ以来、ゲームとは疎遠になった。音ゲー恋愛シミュレーションゲームもやったことがない。やってみようと思ったことも一切ない。

 

マンガに関していえば、子どもの頃からほとんど読んでこなかった。かの有名なワンピースすら読んだことがなかった。中高生のときに少女漫画が流行っていた時は話題についていけず仕方なく友達に借りて少し読んでみた。でもやはり興味がなかったから周りの子たちと同じ熱量には到底なれなかった。

 

そんな具合でゲームや漫画の楽しさを知らずに20年近く生きてきた。私には「オタク」やその聖地「秋葉原」なんて、全くの無縁だった。オタクや秋葉原を気持ち悪かった。なんならオタク文化を日本の恥ずべき文化だとさえ思ってきた。

 

 

ではなぜオタクの聖地である秋葉原インターンをしようと思ったのか。

私は海外ひとり旅が大好きだ。これまで時間をみつけては一人で旅をしてきた。まあその話はまたいつか。

ここで言いたいのは、その時に知り合った日本好きの外国人の多くが、日本のオタク文化がきっかけだったということだ。

そんな人たちに言われた。「え、ワンピース観たことないの?ポケモンやったことないの?あなた本当にJapaneseなの??」と。そこで初めて気づいた。私は日本人としてアニメ・マンガ・ゲームの知識が完全に欠落している。

街を歩いていると、日本人ってだけで私に向かって「カメハメハ―」って言ってくる子供たちもいた。その子たちに対して、全力で「カメハメハ―」の真似をしてあげるとたいそう喜んでもらえた。(もちろん当時カメハメハ―に関する情報を私は何も知らなかった。カメハメハ―って何の漫画だっけ?というレベルで、ましてストーリーなんて分かりっこなかった。)

 

そんな経験が積み重なって、私は教養としてこのサブカルチャーを知っておいた方がいい、そう思った。オタク文化は日本の恥じなどではなく、どうやら誇るべき文化のようなのである。

 

ここまでが秋葉原インターンするようになるまでの心情。他にもここでインターンをするに至った経緯は書ききれないほどあるのだが、ひとまず今日はここまでとする。

 

これから秋葉原について、そしてこの街の誇るべき?文化について知っていきたい。まだまだ抵抗感は拭いきれないが、程よく味わっていけたら良いと思う。

 

 

オタク文化初心者の私に、初心者でも好きになれる敷居の低いライトなゲームやアニメを教えてもらえると有り難い。